2010年12月29日
楽しいラッパ②
昨日から必ずラッパを吹くようにしている。いきなりフルマラソンができないのと同様、セッションで気持ち良くプレーするには、とにかくラッパを吹くしかない。この際、練習の形式はどうでもよい。トランペットという楽器は、自分の唇を振動させて自在に音を鳴らす楽器なので、唇に過度の負担をかけるわけにはいかない。いずれにせよ、まだ再開したばかりなので、あまり頭で考えすぎず、とにかく楽器になれることが重要だ。そして、練習が苦痛にならぬよう、楽しむ心が重要だ。
本日の気付きは以下の通り。
①舌の移動により息のスピードが変化する。音域が変わる(舌の位置)
②上半身は力を抜いて腹で支えるのがよい(腹)
③上唇60%・下唇40%のイメージでマウスピースのリムに収まるのがよい(アパチュア)
④マウスピース周辺で小さくまとまるのではなく息を沢山入れて楽器を鳴らすのがよい(息の通り)
⑤とにかく唇に力を入れないこと。音域が変わっても唇に影響を及ぼさないこと(唇の柔軟性)
⑥状態がよければハイトーンは楽に出る。ハイトーンが出ない時は上記①から⑤を見直すこと
⑦状態がよければリップスラーは楽にできる。リップスラーが苦しい時は上記①から⑤を見直すこと
⑧楽器に溜まる唾の量で息の通り具合が分かる
⑨萎縮して小さくまとまらないこと
⑩今の自分に合ったマウスピースを探すといいかもしれない