芸術的経営者を追求する、江幡公認会計士税理士事務所の心のブログ

月: 2011年11月

遠くから眺めてみる

 最近は、ゴールデンレトリバーがお爺ちゃんとその孫を助けたことや、ブータン国王夫妻が来日したことといったほのぼのとするニュースがある半面、2件の企業不祥事、Trans Pasific Partnership問題など、どうも世の中が落ち着かない。余震も結構ある。そんな落ち着かない世の中を反映しているかのように、殊に巨大都市東京では、人々は目先の快楽を求め続けるのであろうか。目先の快楽では、真の満足は得られないというのに。
 本日は、趣味の車の仲間と、今年のLast Touring。千葉県富津市を訪れた。海に面した公園からは、東京や横浜を一望できる。Sky Treeが誇らしげだこと、誇らしげだこと。田舎に行けば分かるが、東京は狭い。その狭い東京で、様々なことが起きているに過ぎない。遠くから見れば、狭い東京に烏合の衆がいて、なんやかんややっているに過ぎない。いや、それはそれでよいのである。それが個々の人生。自分もその一人。
 人はみな、自分が一番だと思っている。いや、そう思いたい。しかし、間違ってはいけないのは、「人との比較」で順位付けすることだ。人と比較している限り、自分を受け入れることはできない。人と比較しないで、自分を認めてやればいいのだ。「自分はこれでよい。」と。いつもいつも「自分」というものに固執する必要はないし、いつも固執していると他者と衝突が起きる可能性があるが、ここぞという時は、自分の胸に手を当て、自分が何を望んでいるか、正直な気持ちを自分に聞いてみればよい。

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Live告知

◆EBJ Jazz Trio
◆2011年12月3日(土)18:30~
◆スタジオSKホール
  〒166-0011 東京都杉並区梅里1丁目7-7

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逆境を乗り越えて

 本日は野口英世が生誕した日だ。思えば、小学生の頃、野口英世の伝記を読む度に涙したものだ。野口英世はさることながら、母シカの存在は、涙なしでは語れない。特に、文盲であったシカが、英世に宛てて書いた手紙からは、彼女の信念というか、人間的なパワーのようなものを感じる。英世が世界の偉人にまでなったのは、数々の逆境を乗り越えたからである。換言すれば、逆境にあっても、努力、人との出会いにより、無限の可能性がある。そんなことを、英世は教えてくれる。
 元プロボクサーの坂本博之も、逆境を乗り越えた者の一人だ。彼の人生も涙なしでは語れない。児童養護施設で育った彼は、まるで現代のタイガーマスクのようだ。彼はどんな逆境にあっても腐らなかった。児童養護施設に入る前は、弟とともに親戚の家に預けられたそうだが、ろくに食事を与えられず、玄関にタオルを敷いて寝ていたそうだ。空腹の弟のために、ザリガニを採って焼いて食べたりしたらしい。そして、ボクシングに出会った。
 本日のGoogleは気のきいたことをしてくれたものだ。お陰で野口英世を思い出し、彼の人生に思いを馳せることができた。

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