芸術的経営者を追求する、江幡公認会計士税理士事務所の心のブログ

15年前の自分の考え

2009年12月5日の南洋群島の記事の最後の段落で、「いわゆるグローバル化」ではない「グローバル化」に言及していた事に驚いた。

「いわゆるグローバル化」を自分の言葉で定義するならば、要するに、「経済最優先、経済活動を阻害する国境や既存の概念は邪魔、(近代主義の成れの果て的)標準化を志向する様」である。

これに対して、15年前に言及していた意味での「グローバル化」は、要するに、「八紘一宇」である。八紘一宇とは、「人種・民族・宗教等の差別なく、世界のみんなが一つの家に平和に暮らす理想を願う。」事である。

勿論、南洋群島という委任統治領があった頃の日本が100%良いという事ではなく、様々な見解があると思われるが、100年前の事を現在の価値観だけで判断する事は妥当ではない。100年前の事を現在の価値観だけで判断するのならば、現在の事を100年前の価値観だけで判断する事も許されなければならない。当時の日本は、当時の国際的潮流の中で生き残る為に、非常によくやっていたと考えている。

EBJ

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