芸術的経営者を追求する、江幡公認会計士税理士事務所の心のブログ

Bonnie and Clyde

 ボニーとクライド(Bonnie and Clyde)は、1930年代前半にアメリカ中西部で銀行強盗や殺人を繰り返した、ボニー・パーカー(Bonnie Parker、1910年10月1日 – 1934年5月23日)とクライド・バロウ(Clyde Barrow、1909年3月24日 – 1934年5月23日)からなるカップルである。ルイジアナ州で警官隊によって射殺されるまで、沢山の殺人に関与し、数え切れないほど多くの強盗を犯した。当時のアメリカは禁酒法と世界恐慌の下にあり、その憂さを晴らすように犯罪を繰り返す彼等の事を凶悪な犯罪者であるにも拘らず、新聞も含めて英雄視する者も多かった。後にボニーとクライドの犯罪は何度か映画化された。
 仲間を次々失いながら逃げ続けていたボニーとクライドだったが、1934年5月23日、ルイジアナ州ビヤンヴィル郡アーケディアの寂れた道路で、行方の情報を掴んで待ち伏せしていたテキサス・レンジャー4名およびルイジアナ州の警官2名によって、150発を超える銃撃を受けた。ボニーとクライドは車で逃げ去ろうとしたが、車を貫通してきた80発余りの銃弾を浴びて射殺された。
 右写真は、『俺たちに明日はない』 – Bonnie and Clyde (1967) でBonnie Parkerを演じるFaye Dunaway(フェイ・ダナウェイ、1941年1月14日 – 、本名ドロシー・フェイ・ダナウェイ(Dorothy Faye Dunaway))。「Bonnie and Clyde」を描いた映画はいくつかあるようだが、私が忘れられないのは、Faye Dunawayが演じるBonnie Parkerだ。こればかりは好みだが、Faye Dunawayがたまらなく素敵である。顔の表情、しぐさのすべてが、素敵である。
 常々思うのだが、1930年代のアメリカには、美学があったような気がする。街並、ファッション、音楽、大衆文化など、いまだに色褪せないものが多い。「前世」という概念を信じるならば、私は、前世は1930年代のアメリカにいたような気がする。たまらなく懐かしい感じがするからだ。

EBJ

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