2011年10月5日
至誠一貫・堅忍力行
一、旭輝く日の本の
光栄(はえ)ある今日のそのもとは
義人烈士の功績(いさおし)ぞ
忠孝仁義の大道を
貫く至誠あるならば
天地も為に動きなん
二、世界にきおう列強と
ならびて進む帝国の
基礎(もとい)は堅忍力行ぞ
花朝月夕つかのまも
古人に恥じぬ心して
ゆめ怠るな一千人
これは某高等学校の校歌である。一部左寄りの教諭・生徒の抵抗がないわけではないが、当時の時代背景や政治思想を超越した趣旨を考慮するならば、現代にも通じる、非常にためになることを謳っている。
恥ずかしながら、先月上旬に開催されたソフトボールの試合で左足の筋肉及び神経を痛めて以来、どうにもこうにもままならない状況が続いていた。「痛み」というものは人間の精神を疲弊させ、行動を制約する。「病は気から」というがその通りで、痛みによって疲弊した精神力では、行動にダイナミズムが無くなり、それによって精神がさらに疲弊する。幸い、東洋医学と西洋医学の両者の力を借りて、現在は収まりつつある。
怪我の功名と言ってよいのだろうか、改めて「心身共に健康」であることの尊さを認識し、まずは数週間の後退からの立て直しと、その延長線上にある飛躍に、今取り組んでいる。そもそも、ソフトボールを満足にできないような体でありたくない。精神の源は身体、身体の源は精神。人の力を借りつつも、元はすべて自分がそれらを左右する。
「至誠一貫」・「堅忍力行」の精神で、この時代を乗り切っていく。