2011年4月14日
桜から学ぶ
やっとこの地に来ることができた。やっとこの目で見ることができた。被災地の中でもあまり注目されないが、相当程度の被害のあったM市。瓦が落ち屋根がブルーシートで覆われた住宅が散見され、補修済みとはいえ道路の陥没が甚だしい。昔通った幼稚園の教会の塔は無くなっていた。3月11日の凄さが伝わってくる。
M市は比較的北に位置するので、東京よりも桜の開花が遅い。昨日NHKでM市で桜が開花したというニュースがあったので、どうしてもこの目で見たいと思っていた。両親を誘い、見に行った。そこは「桜川」という名の川沿いの土手だ。とにかく素晴らしい桜だった。涙がにじむ。震災があって人々の心が落ち込んでも、時期が来れば桜は咲く。自然は立派だ。
そんな桜から、どんな状況にあってもやるべきことを淡々とやる強さを学びたい。