2010年10月5日
最期の時
映画『俺たちに明日はない』で機関銃で蜂の巣にされる直前の場面。フェイ・ダナウェイ演じるボニー・クライドが、ウォーレン・ビーティ演じるクライド・バローを見つめている。なんとも愛しみのある顔である。死を察知したにもかかわらず最期にクライド・バローに微笑みかける。なんとも美しい愛である。
私は、映画『俺たちに明日はない』が大好きである。たまに自宅で体を休める日を作った時などに思い出したように観賞している。ストーリーも美しいが、服装や車等々、細部に気を使っていることが分かる。英語の勉強にもなる。銀行強盗を繰り返す彼らには追手(警察)が迫り、状況が日増しに悪化していく。だんだん安らげなくなっていく。そんな極限の状況で、様々な葛藤がありながらも、二人は愛し合っている。
どんな状況においても、自分の軸がしっかりしていれば、幸せになれるのである。換言すれば、幸せは自分で見つけるものである。