2010年6月25日
幸福論③
本日の午前中は、印鑑証明を取得するために区役所に行った。家からは近いが、地下鉄の駅から距離のあるところにあり、印鑑証明を取得して駅まで行くのに、しばらく歩くことになった。「クソ暑いな。」と思いつつ歩いていたのだが、ふと、木々の緑が美しく見え、空を見上げると太陽がいかにも夏らしくさんさんと輝いているのが微笑ましく思え、「ああ、日本には四季があり、夏のこの暑さも、汗が出るのも、心地よいな。」と、「幸せ」を感じたのであった。
一旦幸せを感じてしまうと、電車に乗っても、居眠りをしている茶髪の女性が寄りかかってきても不快には思えず、目の前のあまり品のないおじさんを見ても、微笑ましく思える。いろいろな表現の仕方があると思うが、人間は勝手なものであり、同じ自分自身でも、ある時は意気消沈し、ある時は質実剛健になる。実のところ、ここ2週間くらいは仕事があまり乗らないことが多かったのだが、本日、「自然の立派さ」に元気をもらったのである。自然は偉大である。また、都心にいても自然を感じることはできる。
「すべては自分次第である。」ということを、ここ2週間くらい、忘れていました。