芸術的経営者を追求する、江幡公認会計士税理士事務所の心のブログ

お金

 お金の定義は様々であって、どのような観点から定義するかで異なる。会計的にいえば、貨幣的価値で測定できるもののみが会計の対象になるわけだから、お金は会計の基本である。また、お金は、ただそれだけで価値のあるものだから、価値保存機能がある、などという言い方もする。
 ただ、ここでは、そんな観点からではなく、(結局難しい言葉を使ってしまうが)「交換手段」としてのお金に着目してみたいと思う。
 昔は物々交換だった(のだろう)。例えば、A家では大根がたくさん採れる、B家ではみかんがたくさん採れるとするならば、互いに互いのものが欲しかったり、食べきれなかったり、日頃お世話になっているからということで、そこには「交換」があったと思う。もっと言うと、単なるモノの交換だけではなく、「いや~、大根おいしかったよ。ブリ大根にしたら最高だったよ。」とか、「今年のみかんは甘いねえ。気候が良かったからね。」などと、そこには、モノの交換を超えたやり取りがあったに違いない。つまり、極論すると、お金がなくとも、人間として豊かに生きていけた時代があったはずだ。ここではお金自体について語るつもりはなくさらっと行くが、お金は本来、こういうやり取りの「媒体」であるはずだ。確かに、「金融」の発達は必要で、「金融」がなければ世界はここまで発達しなかったと考えられるが、一方で、2008年秋頃からの経済不況を引き起こしたりもする、怖いものである。
 結論としては、現在においても、そのような「気持ち」をもってお金を使ったりお金のことを考えられたら、気持ちが楽になるのではないかと思うし、行動も変わってくるのではないかと思う。これは自分の資金使途を正当化することになるかもしれないが、細かいことは気にせず、気持ちよくお金を使いたいと思っている。ただ、お金を使うというのは「フロー」の概念だから、会計士としては、「貯金」という「ストック」の概念についても十分考察する必要がある。近いうちに、「貯金」について考察してみたいと思う。

EBJ

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