芸術的経営者を追求する、江幡公認会計士税理士事務所の心のブログ

節目

 「Tet (テト)」とは、漢字の「節」のベトナム語読みであり、いわゆる旧暦の正月を意味する。本日はまだテト前であるが、会社によっては、本日からテト休暇に入るケースもあり、本日は、正月休み前で、街が浮足立っているといった印象を受ける。弊事務所のベトナム人スタッフも、明後日からテト休暇に入るのだが、本日はお年玉の用意をし始めるなど、気持ちはテトに向いている。
 「節」、「節目」というのは、何も暦に限ったことではなく、人それぞれ、何らかの節目があると思う。この点、スティーブ・ジョブズは、絶えず自分に問いかけ、「節目」を意識している。
「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?それに対する答えが“NO”の日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要があるなと、そう悟るわけです。」
最後に、もうひとつ。
「君たちの時間は限られている。だから他の誰かの人生を生きて時間を無駄にしてはいけない。定説(ドグマ)にとらわれてはいけない。それは他の人たちの考え方の結果と生きていくということだ。その他大勢の意見という雑音に、自分の内なる声を溺れさせてはいけない。最も大事なことは、自分の心に、自分の直感についていく勇気を持つことだ。心や直感はすでに、あなたが本当になりたいものを知っている。それ以外は二の次だ。」
 最近、こういったことを考えると疲れてしまうことがあり、「もう考えない方がよいのか?」などと思ってしまうが、「テト」という「節」が暦の上にあり、ベトナム人の行動が「節」を意識した行動であることを目の当たりにし、やはり、人生については、常々考えていきたいと思った次第である。

EBJ

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