芸術的経営者を追求する、江幡公認会計士税理士事務所の心のブログ

音楽と料理と休養

 本日は、午前中はドライブ兼お客様対応、15:00からクラシック音楽講座、19:00から友人のバースデイ・パーティという充実した日であった。午前中のお客様は、私の車でお世話になっており、お金を通じて、私は会計・税務サービスを提供し、お客様は私に車に関するサービスを提供するという、まさに物々交換の世界であり、私の思い描くビジネス・モデルの最初の成功事例と言っても過言ではない。
 15:00からのクラシック音楽講座の本日のお題はフランツ・リスト。リストといえば、「愛の夢」や「ラ・カンパネッラ」などの超絶技巧で有名だが、知って驚いたのは、リストは「職業的音楽家」として自立していたということであった。昔々音楽家といえば、貴族のサポートで成り立っていたのだが、講師によれば、リストは自らや他の音楽家のプロデュース能力に殊のほか長けており、晩年の貯蓄額は今でいう2億円超とのことであった。女性関係も色々あったとのことであり、見習うべき点は多い。ちなみに、このクラシック音楽講座の講師の方の会社についても私が税務顧問をさせて頂いており、公私ともにお世話になっている次第である。
 クラシック音楽講座には18:00までたっぷりと浸ったが、その後、19:00からのバースデイ・パーティの準備をした。ある女性が一人で黙々と餃子を作っていらしたので、これはまずいと思い、お手伝いをした。思えば、餃子を作るのは生まれて初めてである。まず、皮の上に具を乗せ、皮の周りを水で湿らせ、襞を作って皮をくっつける。最後に底面を作る。襞を作る加減がよくわからず、自分なりにやってみたところ、「芸術的な襞である。」と褒められたが、見た目はその女性が作った物の方が綺麗だ。いずれにせよ、餃子を作りながら思ったのは、料理をしている最中は無心になるということである。正直言って、今は休んでいる場合ではないくらいTO DOがたくさんある。しかし、自分を休ませることも必要だ。下手をすればエンドレスになるところ、やはり意識的に休養をとる必要がある。むしろ、忙しい時こそ休養を取った方がメリハリがついてよい。そんなことを考えながら餃子を作っていた。パーティも盛り上がり、他の6人の方全員とゆっくり話をすることができた。7人くらいがちょうどよいのかもしれない。
 ふと思った。元々は見ず知らずの人間たちが、何かの目的のために集まり、時間を共有する。いまここにいる人たちは、元々知らない人たちだった。それが、人と人との出会いを通じて知り合った。なんとすばらしいことか。

EBJ

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