芸術的経営者を追求する、江幡公認会計士税理士事務所の心のブログ

弁護士の確定申告のポイント


僕のこれまでの経験上、弁護士の確定申告のポイントは、以下の通りである。
①「預り金」の管理と会計処理
入金には「売上高」の入金と「預り金」の入金があるが、会計上も税務上も、売上の計上漏れを防止し、適正な売上を計上するために、「預り金」の管理が非常に重要である。したがって、「いつ、誰から、何の名目で預かったものか」、「いつ、何に充当したか、どのように精算したか」について、明瞭にしておく必要がある。
②交際費の管理と会計処理
弁護士の交際費には、大きくは、①自らの事業所得に紐付くものと、②管財人等としての給与所得に紐付くものとがある。①は事業所得における経費となりうるが、②は事業所得とは別の世界のものなので、これを事業所得における経費として計上することはできない。この辺をしっかりと区別しておく必要がある。
職業的専門家として、「信頼」が命である。これは、税務当局との信頼関係も含まれる。

EBJ

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