芸術的経営者を追求する、江幡公認会計士税理士事務所の心のブログ

さあ、どうするか?

工事部員:「社長、この案件、赤字っすから、受注しないっすよね⁉︎」

さあ、社長はどのように判断すべきか。

大事なのは「赤字」の定義である。
工事部員のいう赤字は、
受注価格から、
材料費、
労務費、
外注費、
その他経費、
を差し引いた損益が、
マイナスであることを意味していた。

受注可否を判断する場合の赤字とは、
受注価格 < 変動費 の状態をいう。 この場合、仕事をすればするほど損失が発生するわけだから、 受注すべきではない。 一方、受注価格 > 変動費
の状態であれば、
少なくとも会社の固定費を回収しているわけだから、
受注すべきである。

したがって、
受注価格 > 変動費
の場合、
社長の答えはこうなる。

社長:「よし、やれ。」

EBJ

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